iPod nano 第6世代 電源ボタンの修理
お気に入りのiPod nanoの電源ボタンがバカになってしまいました。
youtube先生訊ねたら、数人の先生が修理の仕方を教えてくれました。
保証期間もサポート期間もとっくに切れているので、ダメ元で修理にチャレンジしてみました。
1分くらいドライヤーで温めて、接着剤を剥がれやすくします。
イヤホンの穴を手前にして、右側と上下にヘラを入れていきます。左側にはコードがあるので要注意です。
開きました。
黒い両面テープのようなもので接着されていました。
ネジを2つまわして、カバーを外します。
カバーは左に爪があるので、右側から起こしました。
外れました。
2つのコネクタを外して、ディスプレイを外します。
どの作業もそうですが、壊してしまいそうで、ドキドキです。
ディスプレイが外れました。
バッテリーを取り出して、よけておきます。
4つのネジを外します。パワーボタンの取り出しには、右2つだけでも可能でした。
黒い両面テープのような接着剤がネジの上に残っている場合は、取り除きます。
今回、接着剤はディスプレイ側に残ったので、ネジ山は綺麗に見えていました。
パワーボタンの取り出しです。
カバーされている黒いテープを、右から剥していきます。
パワーボタンの銅色の部分に、本来なら黒い小さな粒が乗っているのですが、それがなくなっています。運が良ければ、本体の中に残っていたりするようですが、今回は見当たりません。
あるyoutube先生によると、代用する粒は固くて小さければよいそうです。先生に習って糸ようじの先を使用しました。
この作業が一番難しかったです。
一言で小さい粒といっても、どのくらいの小ささなのか?
粒をGボンドでとめて、組み立てなおすと、粒が銅面の上からずれてしまっていたりと、何度もやりなおしました。
分解の逆手順で組み立て直して、PCとつなげて、同期させて、完成です。
パワーボタンの押し下し感が今一ですが、なんとか使えるようになりました。
素人でも修理できました。
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数年前も同じ症状で、appleストアへ持って行ったら、在庫と有償交換してくれました。交換といっても、定価で購入できる権利があるといった印象です。現在、在庫があるかどうかは不明です。
appleストアはネット予約してから行くのですが、それでも待たされるし、対応は修理ではなく新品購入だし、appleストアを頼みにするのは、DIYしてからでも良いかと思い、セルフ修理にチャレンジしました。
分解、楽しい。
直ったら、嬉しさもひとしお。
組み立て直すと、パーツが余ることも良くありますが(笑)